産後、肌が荒れまくっても、子供がかわいくてうれしいんです。

初めて妊娠がわかり出産するまで性別は聞きませんでした。街の小さな産婦人科のクリニックで出産しました。主治医はその病院の院長先生でお爺さんです。耳も遠く大きな声で話さないと聞き逃される事もありました。

クリニックでは受診の度にほぼ毎回エコーでお腹の中を見せてくれました。エコーは最新の物ではありません。白黒で写される映像では何処が顔で足かもよく分かりませんでしたが、毎回先生が説明してくれました。エコーがちゃんと見る事が出来る人はその画像で性別が分かるようですが、私には全く見る事が出来なかったので会う時まで本当に分かりませんでした。

エコーでは一度、指を吸っている所を見る事が出来ました。お腹の中で、既に赤ちゃんの様な行動をしている事に感激し、愛おしさが増しました。どんな顔をしているのか、どんな子になるのかワクワクしながら過ごしました。

産まれてきた子は男の子でした。夫婦共々毛は濃い方でしたので予想通り頭の毛はふさふさの状態で会いました。眉毛も太くはっきりしています。産まれてまだ顔もはっきりしない状態でも睫毛はしっかり生えていていました。頭は長く、帽子をかぶせてくれるのですが全て被ってもおでこが出ている状態でした。フガフガと泣く我が子を見ると出産の痛みは余韻も無く遠のきました。

産まれた子供はすくすく育ちどんどん服のサイズは大きくなりました。このまま育つと年内に100の服を購入しないと間に合わないのではないかと思うほどでした。泣けば取りあえずお乳をあげていたのでその分、ブクブク太っていきました。腕にも足にも輪ゴムの跡が出来ました。夏場には毎日握る手をほどくと何処から掴んできたのか、埃を握っていました。一日に数回沐浴をしますが、それでも毎回埃を握っていました。

代謝は凄く良く、夏場に抱くとあっという間にお互い汗をかいてしまいます。赤ちゃんの癖にこんなに臭くて大丈夫かなとも思いました。

ある日、信号待ちをしていると後ろのママ集団が話しているのが聞こえてきました。男の子って臭いよね~。わかる、わかる!産まれてからずっと臭いよね~。と楽しそうな会話でした。他の男の子のママの話しを聞いて、我が子も臭くても問題が無い事に安心しました。

どんどん太る息子を見ているとお相撲さんか中国の富裕層の子供にしか見えませんでした。それでも可愛くて可愛くて仕方がありませんでした。我が子は親バカで可愛く見えると言われていますが、私は親の欲目無しに可愛いと評価していました。

今、その時期の写真を見るとこんな顔だったかな?と首を傾げたくなります。主人に聞くと、この顔と体型の息子を毎日毎日、可愛い可愛いと言って写真やムービーを撮っていたよ、と言われました。自分ではしっかり見ていたつもりでしたが、知らない間に親バカになっていました。

太っていても後ろから見る息子の頬とうなじが可愛くて仕方ありません。主人に見付かるとヤイヤイ言われるので隠れてお尻や頬、足の裏を甘噛みしています。毎日見ていても飽きる事なく何時間でも見続ける事が出来ます。肌は何処を触ってもツルツルです。足の裏はまだ土踏まずがありません。肉肉しい足裏をぎゅっと握りながら毎晩寝ています。足の裏は猫の肉きゅうみたいに柔らかく気持ちがいいので甘噛みした後は自分の頬に当ててそのすべすべ感を堪能しています。

腕や足の肉が凄いので輪ゴムの跡がありますが、その隙間によく埃が貯まります。お乳をあげている時にはその埃を取ったり、耳の回りの洗い残しを確認したりしています。たまに匂いを嗅いでは臭い事を実感しています。傍から見ると猿の毛繕いみたいだと父に言われます。しかし、寝不足でしんどい体もそんな事をしていと少しは疲れは飛びます。まだまだ子育て最中ですが、可愛さを堪能しながら今の時間を大切にしています。

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